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桜島噴火の歴史!過去には3つの大噴火が起こっていた!

2016/05/19

2016年2月5日に5ヶ月ぶりに鹿児島県の桜島で爆発的噴火がありました。そもそも桜島は頻繁に噴火しているイメージがありますが、まさしくその通り。

 

過去には30回以上の噴火を繰り返してきました。今回は桜島噴火の歴史とその中でも最も大きい3つの大噴火について見ていきます。

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桜島は2万6千年前に形成された火山

桜島

出典:find-travel

桜島は約2万6千年前に形成された火山であり、比較的新しい火山であると言われています。例えば九州の阿蘇山は約600万年前から35万年前に火山活動があったことと比べるとかなり最近ですね。

 

今も活発に活動していることから国際火山学及び地球内部化学協会が指定する特定16火山に指定されています。

  1. アヴァチンスキー山(ロシア・カムチャッカ半島)
  2. コリマ山(メキシコ)
  3. エトナ火山(イタリア・シチリア島)
  4. ガレラス(コロンビア)
  5. マウナロア(ハワイ)
  6. メラピ山(インドネシア・ジャワ島)
  7. ニーラゴンゴ山(コンゴ)
  8. レーニア山(アメリカ北西部)
  9. 桜島(日本・鹿児島県)
  10. サンタマリア火山(グアテマラ)
  11. サントリニ(ギリシャ)
  12. タール山(フィリピン・ルソン島)
  13. テイデ山(大西洋・カナリ-諸島)
  14. ウラウン山(パプア・ニューギニア)
  15. 雲仙(日本・長崎県)
  16. ベスビオ(イタリア・ナポリ)

過去には30回以上も噴火を繰り返してきた桜島

桜島

出典:zanei

有史以来、30回以上の噴火を記録している桜島。気象庁のデータを世紀別の回数でまとめると次の通りになりました。

  • 8世紀:5回
  • 10世紀:1回
  • 13世紀:1回
  • 15世紀:3回
  • 17世紀:2回
  • 18世紀:16回
  • 19世紀:2回
  • 20世紀:58回
  • 21世紀:15回程度

20世紀以降激増していますね。もちろん昔の記録に残っていないものがあったり、近年は観測の精度が高まっているということもありますが、今なお桜島は活動期であることは間違いないでしょう。

 

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桜島噴火の歴史で大きな大噴火は3回

桜島噴火の歴史の中で大噴火は室町時代の文明大噴火、江戸時代の安永大噴火、そして大正時代の対象大噴火の3つです。

1.文明大噴火

1468年から1476年の間にかけて発生した5回の噴火。とくに1471年の噴火では溶岩が流出し多数の死者が出たと言われています。

また、1476年の大噴火でも多数の死者を出し、この噴火によって鹿児島湾にある沖小島と鳥島ができました。かなり古い記録のため正確な被害状況は出ていませんが、大きな被害を出したと考えられます。

2.安永大噴火

安永大噴火

出典:bushoojapan

1779年の大噴火。桜島南部と北東部で噴火が発生し火口付近から火砕流が流れて行きました。桜島近辺に大量の軽石や火山灰を降り積もらせただけでなく、長崎や江戸でも降灰を記録したと言われています。

 

噴火によって地盤の沈降が起きており鹿児島湾の海水面が2m近くも上昇しました。溶岩は1.7立法kmも噴出したと言われており、これは東京ドーム1500個分以上に相当するほどですね。

 

死者は150人ほどと言われており、当時の人口は今の5分の1程度ですから、現代に換算すると750人もの死者が出た大惨事と言えるでしょう。

3.大正大噴火

大正大噴火

出典:plaza.rakuten

1914年の1月から約1ヶ月にわたって噴火が繰り返され死者58名を出した大噴火。溶岩を含めた総噴出量は安永大噴火を上回る2万キロ立法メートル。

 

火山灰は九州地方はもちろんのこと東北まで降灰が記録されたということから、かなり大規模だったことが伺えます。この噴火で大隈半島と桜島が陸続きになりました。

20世紀以降は活発な火山活動

上の記録にもあった通り20世紀以降は過去3回ほどの大噴火は記録していないものの、活発な火山活動を繰り返している桜島。

2016年2月に発生した爆発的噴火も大規模とはならずに済みました。しかし、過去の歴史から100年から300年周期で大規模噴火が発生していることから、そろそろ大規模噴火が起こる可能性もあるでしょう。

 

今回は噴火の前兆のニュースが流れておらず、突然噴火したという報道だけでした。桜島は噴火している頻度が高いからあえて報道しなかったのか、それとも前兆がわからなかったのか、いずれにせよ大噴火に対する十分な備えが大切ですね。

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